第5世代リトルダブル考察

第5世代リトルダブルについて考察します。

そもそもリトルルールってなんぞ？人の為に簡単な解説をします。

・1回も進化してない未進化ポケモンのみ出場可能（エアームドやケンタロスなどの元々進化しないポケモンは禁止）

・レベルは５まで（ローカルルールでこの辺は分かれますが、RS時代の名残で５にすることが多いです）

・ソニックブームや龍の怒りなどの定数ダメージ技は使用禁止（地球投げ・ナイトヘッド・サイコウェーブはレベルによって変動するのでOK）

細かい内容は↓を見ると分かりやすいと思います。

http://www27.atwiki.jp/littlecup/pages/5.html

 第4世代では序盤に全ての努力値が振れるように野生ポケが出てくるので育成しやすかったのですが、第5世代に入りBW1では序盤ではBCDの努力が振れず、ルール成立自体が非常に困難でした。（一応ホワイトフォレストを駆使すれば可能）

しかしBW2になり、ジョインアベニューによって一切経験値を与えずに努力値を振れるようになり、全世代の中でも最も敷居が下がったソフトとなりました。

そこで、今回はリトルルールを布教する意味も込めての考察となります（）

１．努力値について

ここを読むと分かりやすいです

http://www27.atwiki.jp/littlecup/pages/191.html

LV５０戦と違って種族値・個体値によって努力値の振る量が変わってきます。

この辺は↑のURLで計算式をしっかり覚えた方が良いと思います。

｛（種族値×２＋個体値＋努力値÷４）÷２０｝＋５＝実数値

これに数値をあてはめていきます。

基本的に８０努力値を振ると実数値が１上がるって思えばOKです。

（実際は能力値１程度の変化なので、最初のうちはS以外はあまり神経質にならなくて良いと思います）

例：S種族値６５S個体値VのゾロアのSを振る場合

（６５×２＋３１＋S÷４）÷２０＝？

ってあてはめていくとSの最大効率は２３６となります。

難しいと思ったら２５２ぶっぱで良いと思います。

微調整しても影響を感じることはほとんど無いですし（）

２．LV５に抑える為の経験値調整

努力値を振っている最中にLV５を越えてしまっては意味がありません。しかし何も考えないで努力値振りを行うと簡単にLV6以上になってしまいます。

レベルを抑える為には基本的に低レベルのポケモンに対して、努力値を振るポケモン以外5匹に学習装置を持たせて戦います。

1個しか無いって場合でも、6匹に経験値が入るように交代をしていくことで十分なことが多いです。

BW2ではジョインアベニューという神施設がありますので、環境が揃っている場合はそこで努力値を振っておけばこの項目は格段に楽になります。

３．技

対戦におけるもっとも重要な項目です。

というのも、このルールは技の威力がダイレクトに反映されやすいルールだからです。

多少実数値が足りないと思っても、技の威力が高い場合、非常に強い決定力になる場合が多いです。

極端な例を出すと、C種族値３５のニューラでも吹雪連打で十分な威力になります。

また、岩の通りが非常に良い環境であるため岩雪崩が非常に強力な武器になります。

４．ポケモン考察

やっとメインの話題に入れました。

第5世代で強いと思われる（勝手に思ってる）ポケモンを上げていこうかと思います。

単体

・アノプス

アーマルドの進化前なのでイメージしづらいですが、Sが７５と進化後よりも速いです。

タイプ一致岩雪崩・すいすい・スカーフと好相性と強い要素が多く使いやすさも優れています。

・アーケン

進化前なのにA種族値１１２とふざけた数値なので当然強いです。

欠点はアーケオスと同じです。バレパン使いが殆どいないのでアーケオスよりは無双しやすいと思いますが、岩雪崩やアクアジェットに弱いので油断はできません。

・ヤミカラス

リトル界のボルトロス。先制電磁波・フェザーダンス・追い風等の補助技、ふいうち・ブレバ・熱風の高威力技、高い種族値・・・・・。

隙が無く単体だと最強クラスのプレッシャーではないでしょうか。

特性も不眠も十分採用価値のある特性なのでその辺りも強さに繋がるポケモン。

岩雪崩に弱いのでスカーフ持ちや砂かきポケモンに注意

・パールル

深海の牙によって特攻がカイオーガを越えるCを持つ化け物。

当然リトルルールでもこんな火力でやってくるので非常に強力です。

カラナクシなどの呼び水ポケモンには注意

・ホエルコ

リトルカイオーガその２

こちらはしおふきによる技の高火力と高い耐久が特徴。

瞑想も使えるのでハマると止まらない強さを発揮出来ます。

・ナックラー

A種族値１００という高火力が魅力的。

特性蟻地獄、S１０からのトリパアタッカー、電光石火・フェイントの先制技持ち・・・・

特性を怪力バサミにすることでヤミカラスの完全な対策にもなるのでなかなか強い存在だと思います。

・ズルッグ

高種族値、非常に豊富な攻撃技、猫騙し、豊富な積み技、優秀な特性・・・・・

非の打ち所が無いくらいに強い要素がびっしり詰まってます。

飛行が弱点なのでヤミカラスやアクロバット使うポケモンなどには注意が必要。

2体並び

・ユキカブリ・ニューラ

項目３でも例に出しましたが、ニューラのタイプ一致吹雪は非常に強力です。

GSのノオツーを想像すると強さが分かりやすいです。

2体とも4倍弱点持ちなので崩されやすい点には注意

・ヒポポタス・（モグリュー・サンド）

　or

リトル版バンドリュ。

ドリルライナーが使えるモグリューの方が扱いやすいか。

2体とも特防が低めでタイプも被っているので、相手にペースを握られると途端にキツくなりやすいので要注意。

強いポケモンが多過ぎるので紹介しきれませんでした（）

まだまだ見落としてるポケモン・構築があるので色々考えてみると面白いと思います。

構想がダイレクトに試合に反映されるルールだと思うので。