第5世代リトルダブル 持ち物・実数値・実戦について

前回大雑把にリトルポケモン・ルールについての簡単な紹介をしたので、

今回は実戦的なことを書こうかと。

 

1.持ち物について

ポケモン対戦の基本ですが、LV50戦とセオリーがだいぶ異なります。

 

まず回復系の持ち物についてですが、

LV50戦では、

・オボンの実(HP1/4回復)

・食べ残し(毎ターンHP1/16回復)

・黒いヘドロ(実質毎ターンHP1/16回復)

 

が一般的ですが、LV5リトル戦では、

・オレンの実(HP10回復)

・木の実ジュース(HP20回復)

 

この2つがメインとなります。

特に木の実ジュースに関してはHPが高くても26,7の世界なので、

発動すればほぼ全回復と破格の効果を発揮します。

リトル戦はこの木の実ジュースを誰に持たせるかが鍵となります。

 

オボンも候補に入るとは思いますが、

平均HP22、23の世界なので6しか回復しないということを考えると、

よほど耐久を意識したいポケモンを多く入れてない限りは候補には入り辛いです。

 

食べ残し・ヘドロは持たせる意味はあまり無いです。

というのも、HPが高くても26,7と上でも書きましたが、そのせいで回復量が毎ターン1しか回復しません。

10以上のダメージがボンボン飛んでくる中でこの回復量は殆ど役に立ちません。

最大でもゴンベのHP32なので、それでようやく2回復します。

 

攻撃系の道具について

ジュエル・眼鏡・鉢巻が非常に強力です。

元々ダメージ量の割合が高めの世界なので、それを1.5倍にする道具は非常に強力です。

具体的な話をすると、A18ストライクの燕返しは平均的なBの数値12に対してのダメージは最大18です。

そこに1.5倍補正が入るとなると、27ダメージが入ることになります。

回復アイテムの項でも述べましたが、平均HP22,3のポケモンが多い中でこの増加量は致命傷になります。

LV50戦以上にダメージ増加アイテムを誰に持たせるか、また相手の誰が持っていそうかを見極めるのが重要になってきます。

 

進化の輝石の是非について

ローカルルールなので禁止にするかどうかは人によって分かれると思います。

個人的にはアリです。

・誰にでも持たせることが出来るので、全てのポケモンにチャンスがあること(ムウマベロリンガなど強力なポケモンが持つことが出来るのも事実ですが)

・それ以上にジュエルでの火力強化がすさまじいので、確定数ずらしにしかならない場合が多い

・木の実ジュースなどが持てない

 

と一概にメリットばかりではなかったりします。

勿論積み技との相性は抜群なので、状況を整えればスーパーサイヤポケモンを作りだす重要なアイテムになりますが、火力重視の環境なので「状況を整える」ということが難しいってことを考えると、個人的にはありのルールの方が幅が広がって面白くなると思います。

 

2.実数値について

おそらくここが一番ピンとこない要素だと思います。

なので、低種族値ポケモン・中種族値ポケモン・高種族値ポケモンを例に実数値を見てみましょう。

 

種族値ポケモンサンプル

ヒマナッツ

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種族値:30-30-30-30-30-30

LV5無振り実数値:19-9-9-9-9-9

所謂全ての能力が低いタイプ。だいたいがこの辺りの数値に収束すると思います。

ウパー・バルキー・ルリリ辺りがこのパターンに属します(正確に言うとルリリは力持ちがあるので違いますが)

 

種族値ポケモンサンプル

・ゾロア

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種族値:40-65-40-80-40-65

LV5無振り実数値:20-13-10-14-10-13

所謂光る箇所があり、特化させると高種族値ポケモンにも出せない特色を持つことが多いタイプ。

数値にバラつきはあるものの、HPは20~23、他の数値は低くて10,11、高くて13,14くらいの数値になります。

 

種族値ポケモンサンプル

・ニューラ

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種族値:55-95-55-35-75-115

LV5無振り実数値:22-16-12-10-14-18

全体的に高めのステータスで、必要な数値が最高クラスであることが多いです。ニューラはその筆頭。

元々無進化ポケモンだったポケモンがこのカテゴリに属してるパターンが多いです。

ニューラ・ストライク・ベロリンガノズパスなど、これだけで即興で組んで戦えるガチパになります。

 

この数値に努力値を振ると1~3まで増加し、そこに性格補正を入れれば大まかな実数値が見えてくるはずです。

 

 

3.実戦について

だいたいのことは上に記しましたので、多く語ることは無いのですが、

大雑把にこのルールの対戦特徴を述べると、

どのルールよりも火力が重要となります。

 

簡単に言っちゃえばGSルールみたいなものです。

むしろ伝説ポジションに全ポケモンがなりえることを考えると、クリスマスカップの方が感覚的に近いかもしれません。

 

 

やってみると分かりますけど、本当に4ターンで試合が終わるとかも珍しくないです(・3・)

グライガーのジュエルアクロバットでプルリルが確定1発だったり、

A1段階上昇コマタナのアイアンヘッドでタマゲタケに9割ダメージなど、

実戦のダメージ実数にビビることが本当に多いです(・3・)

 

長くなりすぎちゃったのでこの辺で。

近いうちにNew要注意ポケモンを紹介でもしようかと。